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キラッと光るひとたち
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Staff
常成福祉会で働く120名ほどの職員に焦点を当て、
個性や頑張りがキラッと光る魅力あふれるひとたちをご紹介します
奈良 昌代さん 入職13年目(ときの家)
新境地のヘルパー業務
12年間「ときの家」に専念した後に、満を持してヘルパーの資格を取得。今年1月からヘルパーとして訪問を始めた奈良さん。もっか少しずつ件数を増やしながら経験を積んでいます。 「居宅介護の仕事は支援時間が決められているためプレッシャーはありますが、目の前のご本人に集中して支援できるところが在宅サービス特有だと感じています。ご本人や家族の方が望む支援ができているのか、不安に感じることもありますが、安心して任せてもらえるヘルパーを目指して努力していきたいと思います。」と話してくれました。
慌てず騒がず頼れる存在
「ときの家」の勤務は13年目。パニックを前に「どうしたらいいのか分からない」という状況から始まりましたが、今では急なトラブルにも対応できる、頼れる存在となっています。 慌てず、騒がず。「大丈夫だよぉ~」と笑いながら不安顔の利用者にそっと寄り添う。その「笑い」がもたらす空気感は、みんなを安心させる秘薬となり、気付くとみんなが安心して笑っています。一歩一歩着実に現場経験を積み上げてきた奈良さんだからこそできる「技術」であり、利用者の方もそれを感じ取っているからこそ、安心できるのでしょう。
関野 未羽さん 入職2年目 (たんぽぽ教室)
はだのっ子
私は秦野生まれ秦野育ち、秦野で就職した秦野っ子です。進路を決めえる時、大好きだった保育園の先生を思い出し、「私も子どもにかかわる仕事に就きたい」と考えて保育学科のある短大を選びました。学校では幼稚園教諭、保育士、小学校教諭(2種)レクリエーションインストラクターの資格を取りました。入学当初は保育園の先生が目標でしたが、色々な勉強をしていく中で福祉に興味が湧き、最終的に現在の職場である「たんぽぽ教室」への就職を決めました。
私の推し活
高校の頃からロックバンド『sumika』の大ファンで、就職した今も頑張る原動力になっています。ライブツアーには全国どこでも1人で駆けつけるので、地方の各会場で知り合ったsumika友達もたくさんできました。休日にはそうした友達に会いに行って、sumikaに関する情報交換をしたりするのがとっても楽しいです。ライブは平日にもあるので、可能な範囲で有給休暇を取らせてもらったりもします。現在の職場はとても理解があり、比較的スケジュールを立てやすい環境なので、プライベートをしっかりと満喫することができます。
吉田三咲さん 入職6年目 (丹沢自律生活センター 総合相談室)
あの人に憧れて
相談支援の研修で現職場の上司に出会い、その人に憧れた事が入職の切っ掛けでした。徹底した本人中心の考え方に感銘を受けましたし、なんとなくモヤモヤを抱えていた私にとって、とても心に響くものがありました。この人のもとで学びたい。そう思って常成福祉会への転職を決めました。
仕事と家庭
出産後、仕事を続けるかどうか迷っていたころがありましたが、職場から時短勤務の提案をいただき、続けることを決めました。制度的な事だけでなく、同僚や上司の理解や協力がないと両立は難しいと思うので、とても恵まれた環境だと感じてます。現在は9時~16時の時短勤務で復職し、帰宅後は家事と育児に集中しています。
鈴木麻優華さん 入職8年目 (丹沢レジデンシャルホーム)
事務職希望から福祉へ
高校生の頃は将来就きたい仕事がなく、短大では事務系の資格が取得できる総合ビジネス学科を専攻していました。当初の就活では事務職を探していましたが、祖母が入所した施設の職員さんの対応や仕事内容を目にして、介護職に興味を持ちました。そこで改めて求人を調べたところ、常成福祉会がある事を知り入職に至りました。
どんどん仕事が楽しく
入職したばかりの頃は介助内容を覚えることに必死で仕事を楽しむ余裕はありませんでした。先輩職員から介護技術やコミュニケーション技術などを教わり、1年ほどで余裕が持てる様になりました。余裕が出てくると居住者さんとの会話を楽しめるようになり、「仕事が楽しい!」と思えるようになりました。5年目のときに「法人の資格取得制度を利用して介護福祉士の試験を受けてみたら?」と上司に勧めてもらい受験し、介護福祉士を取得することが出来ました。
栗原千佳さん 入職3年目 (秦野ワークセンター)
ワークセンターとの出会い
前職を退職後家業の米屋で精米や仕入れ、配達などの手伝いをしながら再就職先を探していました。そんなある日、常連客の方(職員のSさん)から「ワークセンターで一緒に働かない?」と声をかけて頂いたのがきっかけです。学生の頃に実習でお世話になった法人だったため「安心して働けるかも」と思い、その後はあっという間に面接・採用と話が進み、翌月には制服にそでを通してました。
笑顔を見たいから
利用者さんから「それはちょっと作るのが難しいかも・・・」と感じる陶芸作品の制作希望を受けた時はとても悩みます。どうしたらその方の希望を叶えられるか。その事が頭から離れず、先輩職員や、ボランティアの先生に相談したりして、自分なりに試行錯誤します。最終的に、その利用者さんが自分自身で納得できる作品を作り上げられた時は、とてもやりがいを感じます。
山田栄子さん 入職22年目 (丹沢レジデンシャルホーム)
念願の小学校教員
小学校の先生にあこがれて教員免許をとり、結婚を機に退職するまでの4年間は、秦野市の大根小学校に勤務していました。教え子の中には某有名ロックバンドのメンバーがいます。全盛期にライヴに招待してもらったことや、自叙伝に私の事を書いてもらった時はとても嬉しかったです。仕事への復帰はまた教員で、と考えていましたが、当時は求人が少なく見つかりませんでした。そんな折に、知人から障害者施設と高齢者施設を紹介してもらいました。
福祉の世界へ
高齢者の施設は何となくイメージがつきましたが、障害者の支援は全く想像がつきませんでした。教員に戻れないのなら思い切って新しいことにチャレンジしようと思い立ち、常成福祉会に入職。障害福祉のしごとは人生の学びが多く、私の人生に彩りを与えてくれました。両親の介護が必要になった時、仕事で身につけた介護技術を活かすことが出来ました。自分の手でお風呂に入れてあげたり、介護というコミュニケーションを通して、両親に感謝の気持ちを伝えることが出来たと思います。
安嶋恵さん 入職12年目 (花鳥デイサービスセンター)
デパートガールから福祉の世界へ
80年代のいわゆるバブル期、当時花形職業の一つと言われていたデパートガールとして働いてました。仕事を終えるとソバージュヘアの前髪を上げ、肩パッド入りの華やかな衣装を身にまとい夜の街へ。葉山のヨットハーバー、逗子マリーナ、江の島ドライブ・・・と青春を満喫しておりました。(笑)時は流れ、結婚、出産。子育てがひと段落した頃に「手に職をつけたい」と思いヘルパーの資格を取得。資格を活かし働ける場を探し、たどり着いたのが常成福祉会でした。
デイサービスとヘルパーの兼務
現在私はデイサービスと居宅介護事業所を兼務する形で働いています。「兼務は大変じゃないの?」とよく言われますが、デイサービスの仕事もヘルパーの仕事も両方面白いと思うし、その切り替えが新鮮で、自分にとって良い刺激になっているように感じます。いま、私はどんなに忙しくても「笑顔と元気でサービス提供!」をモットーに毎日精一杯頑張っています。
宮内拓海さん 入職2年目 (丹沢レジデンシャルホーム)
格闘技とわたし
格闘技との出会いは中学生の頃のプロレスでした。当時は本気でプロレスラーへの道も考えましたが、周囲から「危ない」という猛反対を受けその時は断念しました。18歳の時に総合格闘技と出会い、格闘技セミナーへ参加。参加後すぐにジムに入会し、ジム通いを始めて2年目で「小田原フリーファイト」のデビュー戦に出場。戦績は2勝3敗4引き分け。今後は地区大会の予選で勝ち抜き、全国大会で戦うことが目標です。
自分との闘い
私はそれ程メンタルが強くありません。ですが、減量で失敗した事は一度もありません。減量は自分の為だけでなく、対戦相手の為にも失敗が許されないからです。私が減量に失敗して失格になった場合、対戦相手は試合が出来なくなります。長い時間練習を積み重ねてきた選手にとっての試合中止は、どれほど悔しいものか。その辛さは測り知れません。仕事と格闘技の両立もそうですが、格闘技は自分との闘いです。
高山美代子さん 入職15年目 (花鳥地域生活支援センター)
福祉の時代が来る
高校卒業後、大手のフィルムメーカーに就職。持ち前の明るさと根性でバリバリ働いていましたが、デジタル化の波が押し寄せ、所属する写真部門が解体される事態に。「この先人が必要とするものは何だろう?」と考え、「福祉だ!」という思いに至った。思い立ったら即行動で、職業訓練校に入りヘルパー2級の資格を取得。そんな折に、ふと常成福祉会が目に留まり、ヘルパーとして入職。
仕事のやりがい
私はいつも「お元気ですか?体調に変わりはございませんでしょうか?」と尋ねる様にしてます。色々大変なことがあっても今日一日を元気に過ごしてほしいな、という思いからです。そんな時、大きな声で『元気ですよ~』と返事が返ってくると、それだけで私も元気をもらいます。利用者さんの元気な声を聞けたとき、その一瞬がやりがいを感じる瞬間で、福祉の仕事に就いてて良かったと思える時です。
小泉秀範さん 入職4年目 (栄養管理担当 調理員)
わたしの喜び
栄養管理担当として入職し、最初に感動したのは仕入れです。魚は地元の魚屋から仕入れ、野菜や肉もなるべく地元のものをつかっています。秦野で生まれ育った私は、地元の食材を活かして美味しい料理を届けられることが嬉しかったです。やっぱり「美味しい」と言って下さる皆さんの笑顔を見ることが一番うれしいですね。いつかすし屋で磨いた「究極の玉子焼き」を食べてもらいたい。
給食は直営
常成福祉会では、開所以来ずっと直営方式で給食を提供しています。料理スタッフは法人の職員なので利用者会議にも職員会議にも出席しています。沢山の人の生活を食で支えるエッセンシャルワーカーは、120人分の健康をずっと守り続けています。